【30代でも転職可能】未経験から営業職へ!求人探しや志望動機・自己PRのコツも伝授!
営業職は未経験からでも転職がしやすい職種と言われています。実際、若い方だけでなく30代、40代でも、これまでの経験を生かして営業職にキャリアチェンジしている方がいっぱい!
しかし、「営業はきつい」というイメージが先行し、営業職はチャレンジしにくいと思っている方も多いようです。
そこで、営業は興味あるけど不安な方に向けて、『営業職のやりがいやメリット』『未経験におすすめの営業職』をご紹介!
さらに求人選びのポイントや転職体験談などお役立ち情報もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
営業職とは?仕事内容・やりがい・メリットを紹介
「企業の顔」とも言われる営業職。営業職は、お客様に直接関わり、会社の利益を作る重要な職種です。
しかし未経験の方は、なんとなくイメージはあっても、具体的に営業職がどう言うものなのか、知らない場合も多いですよね。
ここでは『営業職の仕事内容』『やりがい』『メリット』について詳しくご紹介!
ビジネスの最前線を担う営業職
『営業=モノを売る仕事』というのは、なんとなく皆さんイメージしていますよね。
実は、営業は『売る』だけが仕事ではないのです。営業とは『お客様に寄り添い、要望や課題を解決するためのモノやサービスを提案することを通じて、自社の売り上げに貢献する』仕事です。
『売る』ことは手段であって、目的は『お客様の問題解決のために寄り添う』こと。そして営業が『自社の売り上げを作る』ので、ビジネスの最前線を担う仕事です。
3つの営業職のやりがい
営業職のやりがいは大きくいうと3つあります。
①頑張った成果が目に見えてわかりやすい
営業職は、成果が『売上』という数字で表れます。目に見えてわかりやすいので目標を達成した時の達成感は格別!その成果が評価に反映されやすいので、自身の頑張りが昇給・昇格につながります。
未経験でも、実績をあげれば収入アップや役職につくチャンスがいっぱいです!
②お客様の喜んだ顔が見れる
お客様と密に接する営業職は、お客様の反応をダイレクトに見ることができます。
自分が提案したモノやサービスが、お客様の問題解決の力になり、「こんな商品が欲しかった」「おかげで業務効率が上がった」など喜んだ顔が見れるのも営業職の醍醐味です!
③業界・職種によって大きく稼ぐことができる
企業によってはインセンティブ(歩合・報奨金)がある場合もあります。やはり、成果が給料となって返ってくるやりがいは、とても大きいですよね。
一般的に不動産売買や金融・保険業界などはインセンティブが多いと言われています。「とにかく稼ぎたい」という野心がある方はインセンティブの多い企業にチャレンジしても良いでしょう。
未経験からの営業職のメリット
営業職のメリットはインセンティブによる給料だけではありません。特に、未経験から営業職に就くメリットについて、フォーカスしてみましょう。
①未経験でも転職しやすい
営業職は売る『モノ』『サービス』や『販売方法』など各企業で異なります。そのため『知識』や『スキル』は実際に入社してから身につけて欲しいと考える企業がほとんど!
最初から資格や知識が求められていないので、未経験からでも転職しやすいと言われています。実際、未経験可の求人も多いですよね!
②どの職種でも役立つビジネススキルが身につく
「新人はまず営業へ」という方針の企業も多くあります。それは、営業職はどの職種でも必要になるビジネススキルが身につくからです。
- 対人マナー
- ロジカルシンキング(論理的に考える力)
- ヒアリングスキル(相手の課題を引き出す力)
- プレゼンスキル(理解させ説得する力)
- 交渉力(両社のビジネスの落とし所を見つける力)
- 人間力(人当たりの良さ、誠実さ、人に信頼される)
これらが営業職で身につきます。そして、これらはどの仕事をするにあたって重要です。
③スピード出世が可能
営業職は、年齢、経験の長さ、学歴などに関係なく、結果が評価につながります。
未経験でも、意欲的に仕事に取り組み、良い営業成績を上げることができれば、早い段階での昇進や昇格の可能性が!
未経験におすすめの営業職
営業は実は種類によって様々あります。ここでは『誰に』『何を』『どのように』という3つ分け方で営業職の種類をご説明します。それぞれにおすすめな人もまとめてありますので、求人を選ぶ参考にしてください。
顧客のタイプで別れる『法人営業』と『個人営業』
顧客のタイプに分けると営業は『法人営業』と『個人営業』に分けられます。
それぞれの説明と、おすすめな人は以下の通りです。
法人営業 | 個人営業 | |
説明 | 一般企業や学校、病院、地方公共団体など、法人・団体に向けて商品・サービスを提案・販売 | 個人に向けて、モノ・サービスを提案・販売する営業職です。住宅・マンション、リフォーム、保険、教育サービス、自動車などが代表的 |
おすすめな人 | チャレンジ精神旺盛な人柔軟な対応ができる人 | 人の懐に入るのが得意な人マメな人 |
一見法人営業と聞くと「会社のお偉いさんを相手するのって大変そう」なんてイメージを持ちませんか?確かに大変な面がありますが、契約を受注した時の達成感が大きく、成長したい人にピッタリです。
一方、1人1人を相手する個人営業では、お客様と密接にコミュニケーションを介して販売するお仕事。人に寄り添いながら商品を提案したい人におすすめです。
それぞれマッチした顧客タイプの営業職を選んでみましょう。
サービスを売るかモノを売るか『無形商材営業』と『有形商材営業』
サービス・モノの特性で分けると営業は『無形商材営業』と『有形商材営業』に分けられます。それぞれの説明と、おすすめな人は以下の通りです。
無形商材 | 有形商材 | |
説明 | 保険、広告、人材サービス、ITシステムなど、カタチのない商材・サービスを販売顧客の要望や抱えている課題を聞いたうえで、自社の商品・サービスによってどう解決できるのか最適なプランを提案する | 住宅、パソコン、機械製品、部品、自動車など、“カタチのあるモノ”を販売すでに量産されている物を販売することもあれば、注文住宅や印刷物、工作機械など、顧客の要望を反映した特注品を作るため、企画から手掛けることも |
おすすめな人 | 面倒見が良くマメな人ヒアリング能力がある人 | 売るモノが好きな人プレゼン能力がある人 |
どちらが難しいかは一概には言えませんが、それぞれ違った難しさと面白さがあります。無形商材を扱う営業は、お客様のニーズを聞き出すヒアリング力が必要不可欠。聞き上手な方におすすめです。
一方、有形商材を扱う営業は、モノを買った時のイメージがしやすいので、「買ったらどうなる?」をいかにプレゼンできるかがカギになります。
話すことが好きな人にピッタリ!商材の違いで営業方法も違うので営業職を選ぶ参考にしてみてください。
アプローチの違い『新規開拓営業』と『ルート営業』
営業のアプローチ別に分けると『新規開拓営業』と『ルート営業』に分けられます。それぞれの説明と、おすすめな人は以下の通りです。
新規開拓営業 | ルート営業 | |
説明 | これまで取引のない顧客に対して、新規にアプローチする営業スタイル | すでに取引のある、つまりルートのある顧客をフォローする営業スタイル |
おすすめな人 | 行動力がある人根性がある人 | コツコツと信頼関係を築ける人記憶力がいい人 |
「新規開拓」はハードルが高いんじゃないの?と心配される方も多いと思います。もちろん大変な部分は多いですが、『新しいお客様と出会える』という喜びがあります。
また営業マン、ウーマンとしての市場価値が高いのは「新規開拓営業経験者」です。営業職としてスキルアップしていきたい人にピッタリ!
一方、ルート営業は、お客様とコツコツと信頼関係を築かないといけません。小さな変化に気がついたり、人から可愛がられるタイプの人におすすめです。どちらの営業アプローチが自分に向いているかで営業職を選びましょう。
未経験から営業職に就くための方法
営業職の求人は転職サイトや求人サイトに沢山あります。
そのため、どのように求人を選べばいいか迷ってしまいますよね。見ているうちに嫌になってしまったなんて経験をしたことがありませんか?
そこで、営業職にチャレンジしたいみたい方に向けて『求人探しのポイント』『志望動機・自己PRの作り方』をご紹介!また実際転職に成功した先輩のレポートもあるのでご覧ください。
求人探しのポイント2選
求人探しのポイントは『求人・転職サイトは未経験可にチェックを入れて検索』と『転職エージェントに登録するのがオススメ』の2つあります。それぞれ詳しくみていきましょう。
求人・転職サイトは未経験可にチェックを入れて検索
当たり前かもしれませんが、未経験可能な求人じゃないと受けることができません。ここで1つ注意したいポイントがあります。
それは、『なんでもOK』の求人には要注意!「学歴・職歴不問」「やる気さえあればOK」のような何もかもOKな求人に飛びつくのは注意が必要です。
もちろん全ての会社がそうだとは言えませんが、このような謳い文句を使う会社は、常に人手不足な会社の可能性が高いです。なぜ常に人手不足か想像してみてください。
それは「すぐに辞めてしまうから」が理由でしょう。いわゆる「ブラック企業」かもしれない求人にはご注意ください!
転職エージェントに登録するのかおすすめ
最近はインターネットを使えば、求人情報や営業職について、自分である程度調べることができます。しかし、未経験ゆえに、調べたところでよくわからないことも多いと思います。
そんな時は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめ!
希望や適性にあった求人を紹介してくれるだけでなく、応募書類や面接のアドバイスもしてくれるので、強い味方になってくれます。
未経験でも効果的な志望動機・自己PRの作り方
「未経験だから履歴書や面接でアピールできない」このように心配している方の声をよく耳にします。実は、コツを掴めば、営業未経験でも志望動機や自己PRでしっかりとアピールすることができます。まず志望動機のポイントは
- 「なぜ営業職にチャレンジしたいか」を明確に書くこと
- 「この企業にいきたい理由」をアピール
の2点です。志望動機は『入社したい熱意』を伝えるものなので、この2点を押さえてさらに「入社したらやりたいこと」を付け加えることができれば完璧!
志望動機に対し、自己PRは『自分が会社に貢献できる理由』を伝えるものです。そのポイントは、
- 営業に求められるスキル(コミュニケーション能力・結果を出す力など)をアピール
- そのスキルを具体的なエピソードを出してアピールする
の2点です。未経験の30代40代の方も、今までの社会経験が十分アピールポイントになるので、「困難を乗り越えた経験」を「そのために行った行動」を交えて自己PRを作れば魅力的な自己PRに!
未経験から営業職へ!転職成功レポート
外食サービスの店長から法人営業へ転職したAさん(男性)の場合
Aさんは、大学卒業後、外食チェーン店の社員として5年間勤務していました。最終的には店長として、アルバイト採用から売上管理まで全て行っていたそうです。
店長時代は、開店作業からレジ締め作業、事務作業など毎日長時間の勤務が当たり前でした。そのため家には寝に帰るだけの生活が続き、『家族との時間をもっと増やしたい』『将来の収入への不安』から転職を決意。転職エージェントへ登録しました。
そこでAさんが目をつけたのが『土日休みの法人営業』でした。未経験から営業職へのチャレンジに不安もあったそうですが、キャリアアドバイザーからの「店長の経験が活かせますよ」という後押しもあり挑戦することに決めました。
面接では、店長時代の経験から、『お客様のニーズに応えるために、細やかな気配りをできる力』と『売上を達成するための具体的な工夫と成果』をアピールし、見事採用されました。
入社後は、店長時代に培った、『お客様へのホスピタリティ精神』がとても役に立っているとAさんは言います。お客様の気持ちを想像した提案ができるのが好評で営業成績も順調だそうです。
そして、土日休みを実現し、家族の時間が持てるようになり、奥様もお子さんも喜んでいるそうです。
Aさんの転職活動の振り返り
「営業は大変そう」と選択肢から外していたこともありましたが、仕事はなんでも大変です(笑)未経験でも受け入れ体制のある営業職は選択肢も多く、条件を選ぶことができ転職して良かったと思ってます。
まとめ
未経験から営業職へチャレンジするのは少し勇気がいるかもしれませんが、このように、営業職は魅力的なやりがいやメリットがあります。
専門職と違い、特別な資格や経験が必要なく、未経験からでも意欲的に仕事に取り組めば十分活躍できるのは営業職ならでは!
転職エージェントを活用すれば、あなたに合った営業職がきっと見つかります。「何事も一歩踏み出すことから!」未経験だからと諦めずチャレンジしてみませんか?